最適な救急搬送を実現する
ソリューション
e-MATCH 救急医療管制・意思決定支援システム
・2020年11月 月刊事業構想 編集部
・2017年 総務省 地域情報化大賞
e−MATCHによる奈良県の救急医療体制改善への支援(PDF)
・2017年10月13日 Forbes JAPAN
・2017年12月7日 日本経済新聞
・2013年6月26日 総務省動画チャンネル(動画)
奈良県救急医療管制支援システム(e-MATCH)事業(特定非営利活動法人ヘルスサービスR&Dセンター(CHORD-J))
e-MATCH(emergency Medical Alliance for Total Coordination in Healthcare)は、救急医療の「全体最適化」と「医療の質の向上」を目指して開発されたiPad専用アプリケーションです。
救急隊および救急対応病院に配備されたiPadを使用して、患者情報を入力・共有すると同時に、病院のリアルタイムな繁忙状況の共有を自動的に行います。
また、救急隊および医療機関の救急医療に関する活動状況を定期的にレポートし、医療の質改善のためのPDSA(Plan-Do-Study-Act)を継続するための定量的・視覚的情報を提供します
ご活用の流れ
大まかな利用方法をご紹介します
ステップ1:救急搬送時に患者情報を入力
救急患者を搬送する際、救急隊員は現場で得た患者の情報を端末に入力する。入力された情報はネットワークを通じ、救急隊が受け入れを要請する医療機関へ瞬時に送られる。
※事前に医療機関や医師の診療科や専門領域を入力しておく
ステップ2:救急隊が医療機関を選定
受け入れ先の医療機関選定時、端末に受け入れ可能な医療機関を救急出勤現場から近い順に一覧で表示される。救急隊はその順番に沿って医療機関に受け入れ申請を行う。
ステップ3:医療機関は受け入れ前に患者情報を確認
医療機関は、救急隊員が端末に入力した患者情報を受け入れ前に確認し、受け入れ体制を確立。
超緊急・緊急・準緊急・低緊急と文字とカラーで表示されるため現場の状況判断、優先順位をつけることができる。
ステップ4:医療機関にて患者情報を更新
患者さまの受け入れ後、端末に患者情報を更新することで一貫して共有することができる。
その他の機能
その他の機能をご紹介します
バイタル表示機能
救急隊員が入力したバイタル・処置情報は1画面で表示し、医療機関と共有できます。
患者情報を事前に確認
患者情報(時刻・呼吸数・SpO2・血圧・脈拍・JCS・GCS・体温・伝達)を細かく把握することができる。
救急隊員の動きを把握
救急隊員が覚知して出勤から帰署までをタイムスタンプで記録できます。
通知メッセージ
現場の救急隊員と医療機関が遠隔で連携するため、通知メッセージで双方の状況をお知らせします。
重症以上傷病者の照会回数4回以上の割合
総務省消防庁 平成20年~平成30年中「救急搬送における医療機関の受入れ状況等実態調査」より作成
導入前:平成23年4月~5月を集計
導入後:平成24年6月~1月を集計
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